チキンティンガのタコス

メキシコ · 主菜 · ふつう

チキンティンガのタコス

スモーキーなチポトレトマトソースで煮た、プエブラ風ほぐし鶏のコーントルティーヤタコス

ゆでてほぐした鶏肉を、トマト、薄切りの玉ねぎ、チポトレのアドボ漬けのソースで煮込み、温かいコーントルティーヤにクレマ、ケソフレスコ、アボカドと一緒にのせていただきます。鶏肉を静かにゆで、ゆで汁を加えたソースで仕上げることで、肉がしっとりし、スモーキーな風味がしみ込みます。

グルテンフリー高たんぱく食物繊維たっぷり
エネルギー
657 kcal1人分
下準備
20分
調理
50分
休ませる
10分
たんぱく質
46 g
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調理器具

  • 中くらいの鍋(4L)
  • デジタル温度計
  • ミキサー
  • 口の広いフライパンまたはカスエラ(28cm)
  • フォーク2本
  • コマルまたは厚手のフライパン(油をひかずに使う)
  • 清潔なふきん

始める前に

  1. 玉ねぎ1個から1/4個をゆで用に切り分け、残りは薄い半月切りにします。
  2. にんにくの皮をむき、トマトをざく切りにします。
  3. レタスを細切りにし、ケソフレスコをほぐし、ライムをくし形に切ります。
  4. アボカドは変色しないよう、出すまで切らずにおきます。

作り方

  1. 鶏肉をゆでる

    600 g 鶏むね肉(皮なし・骨なし)1.5 L 水400 g 白玉ねぎ4 かけ にんにく2 枚 ローリエ9 g 塩

    鍋に鶏肉、水、玉ねぎ1/4個、にんにく2かけ、ローリエ、塩6gを入れます。強火にかけて煮立てたら中弱火にし、ごく静かに煮立つ状態で15〜20分、いちばん厚い部分が74℃になるまでゆでます。

    目安 表面に小さな泡がいくつか上がる程度で、いちばん厚い部分の温度が74℃以上になり、中まで白くなっています。

    コツ ぐらぐら沸騰させると、むね肉が筋っぽくパサつきます。かろうじて泡が立つ程度を保ってください。

  2. ゆで汁の中で休ませる

    600 g 鶏むね肉(皮なし・骨なし)

    鍋を火から下ろし、鶏肉をゆで汁に浸けたまま10分おきます。まな板に取り出し、ゆで汁は取っておきます。

    目安 鶏肉が手でさわれるくらいに冷め、表面はまだしっとりしています。

  3. 鶏肉をほぐす

    600 g 鶏むね肉(皮なし・骨なし)

    フォーク2本を使い、鶏肉を繊維に沿って細くほぐします。

    目安 大きなかたまりが残らず、長く細い均一な繊維状になっています。

  4. ソースをミキサーにかける

    500 g 完熟ローマトマト45 g チポトレのアドボ漬け4 かけ にんにく小さじ1 乾燥オレガノ

    トマト、チポトレと漬け汁、残りのにんにく2かけ、オレガノ、ゆで汁おたま1杯を、完全になめらかになるまでミキサーにかけます。

    目安 ソースがなめらかなれんが色で、皮や唐辛子のかけらが見えません。

    コツ チポトレはまず2本で作って味見をし、もっと辛くしたい場合は3本目を加えてください。

  5. 玉ねぎを炒める

    大さじ2 ひまわり油400 g 白玉ねぎ

    口の広いフライパンに油を入れて中火で熱し、薄切りの玉ねぎをよく混ぜながら8〜10分炒めます。

    目安 玉ねぎが柔らかく透き通り、ふちがうっすらきつね色になって、甘い香りがします。

  6. ソースを炒め煮にする

    中強火にし、ミキサーにかけたソースを注ぎ入れます。はねるので注意してください。1分たったら中火にし、よく混ぜながら8〜10分煮詰めます。

    目安 ソースが濃い赤さび色になり、へらでなぞると跡が残るほどとろみがつき、生のトマトのにおいがしなくなっています。

    コツ 熱い油でソースを炒めるのは、味をまろやかにするメキシコの技法です。煮るだけで済ませないでください。

  7. ティンガを煮込む

    600 g 鶏むね肉(皮なし・骨なし)9 g 塩

    ほぐした鶏肉とゆで汁をもうおたま1杯加え、よく混ぜて中弱火で5〜7分煮込みます。味見をして、必要なら残りの塩を加えます。

    目安 鶏肉の1本1本にソースがからみ、汁気はあるもののスープ状ではなく、全体が熱々になっています。

  8. トルティーヤを温める

    12 コーントルティーヤ

    コマルを中強火で熱します。トルティーヤを1枚ずつ片面30〜45秒ずつ温め、折りたたんだふきんの間に重ねていきます。

    目安 トルティーヤが柔らかくしなやかになり、ところどころに焼き色がついて、少しふくらみます。

    コツ ふきんの中で重ねておくと、トルティーヤ同士の蒸気で15分は柔らかさが保てます。

  9. 組み立てる

    12 コーントルティーヤ100 g レタス1 アボカド120 g メキシカンクレマ80 g ケソフレスコ2 ライム

    アボカドを切ります。トルティーヤにティンガをのせ、レタス、アボカドをのせて、クレマをかけ、ケソフレスコを散らします。ライムを添えて出します。

    目安 トルティーヤが割れずに具を包むように折れます。

よくある失敗

鶏肉がパサついて筋っぽい。

対処法 強く沸騰させたか、火を通しすぎています。お湯はごく静かに煮立つ程度に保ち、74℃になったら取り出し、ゆで汁を加えたソースで仕上げてください。

ソースが生っぽく、とがった味がする。

対処法 炒め煮の時間が足りません。鶏肉を加える前に、色が濃くなりとろみがつくまで油で煮詰めてください。

トルティーヤが割れる。

対処法 冷たいか、温める時間が短すぎます。熱いコマルでふくらむまで温め、ふきんで包んでおいてください。

辛すぎる。

対処法 チポトレは辛さの差が大きいです。まず2本で作ってソースの味を見て、食卓ではクレマを少し混ぜると辛さがやわらぎます。

盛り付け

ティンガを器に盛り、温かいトルティーヤとトッピングを添えて、各自で包んでいただきます。リフライドビーンズやハラペーニョのピクルスもよく合います。

保存と温め直し

ティンガは2時間以内に冷まし、ふたをして冷蔵庫で3日まで、冷凍なら3か月まで保存できます。温め直すときは、フライパンに少量の水とともに入れて中火にかけ、湯気が立って74℃になるまで加熱してください。トルティーヤとトッピングは別に保存します。

作り置き

ティンガは2日前まで作っておけ、温め直したほうがおいしくなります。アボカド以外のトッピングは4時間前まで準備しておけます。

アレンジ

鶏もも肉で

同じ重さの骨なしもも肉を使い、20〜25分、74℃になるまでゆでます。よりジューシーでコクのある仕上がりになります。

ティンガのトスターダ

カリッとしたトスターダにリフライドビーンズを塗り、ティンガ、レタス、クレマ、ケソフレスコをのせます。プエブラでの定番の食べ方です。

ベジタリアン向けきのこのティンガ

ひらたけ700gを細く裂き、油大さじ2で強火で6〜8分、焼き色がつくまで焼き付けます。鶏肉の代わりに使い、ゆで汁の代わりに水を使います。クレマとチーズを省けばヴィーガンになります。