ギリシャ風レンズ豆のスープ(ファケス)

ギリシャ · スープ · かんたん

ギリシャ風レンズ豆のスープ(ファケス)

トマト、ローリエ、オリーブオイルで煮込み、ビネガーで味を引き締めるとろみのある茶レンズ豆のスープ

ファケスは、茶レンズ豆を玉ねぎ、にんにく、トマト、ローリエ、たっぷりのオリーブオイルで煮込んだ、とろみのあるギリシャのスープです。レンズ豆を先にゆでこぼすとすっきりとした味になり、仕上げに赤ワインビネガーを加えると、土の香りのするレンズ豆の味が引き立ちます。

ヴィーガンベジタリアングルテンフリー乳製品不使用食物繊維たっぷり減塩低糖質植物性地中海式
エネルギー
495 kcal1人分
下準備
10分
調理
1 時間 5 分
休ませる
5分
たんぱく質
22 g
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調理器具

  • ふたつきの厚手の鍋(4L以上)
  • ざるまたは万能こし器
  • 木べら

始める前に

  1. レンズ豆を皿に広げて小石などを取り除き、ざるに入れて冷水で洗います。
  2. 玉ねぎをみじん切りにし、にんにくを薄切りにします。

作り方

  1. レンズ豆をゆでこぼす

    350 g 茶レンズ豆

    鍋にレンズ豆を入れ、5cmほどかぶるくらいの冷水を注ぎ、強火にかけて沸騰させます。3分ゆでたら、ざるにあげて洗います。

    目安 表面に灰色がかった茶色の泡が浮き、ざるにあげたレンズ豆はきれいでつやがあります。

    コツ 最初にゆでこぼすことで、レンズ豆によくあるほこりっぽい泥くささと、アクの一部が取れます。

  2. 玉ねぎを炒める

    80 ml エクストラバージンオリーブオイル150 g 玉ねぎ

    鍋をふき、オリーブオイルの半量と玉ねぎを入れ、よく混ぜながら中火で6〜8分炒めます。

    目安 玉ねぎが柔らかく透き通り、ふちがほんのりきつね色になり始めています。

  3. にんにくとトマトペーストを加える

    3 かけ にんにく大さじ2 トマトペースト

    にんにくとトマトペーストを加え、中火で1〜2分炒めます。

    目安 トマトペーストが鮮やかな赤から濃いれんが色に変わって甘い香りがし、にんにくは香りが立っているものの色づいていません。

  4. 沸騰させる

    350 g 茶レンズ豆1.5 L 水2 枚 ローリエ小さじ1 ギリシャ産乾燥オレガノ

    ゆでこぼしたレンズ豆、水、ローリエ、オレガノを加えます。強火にかけて沸騰させます。

    目安 表面全体がぐらぐらと沸騰し、レンズ豆が対流で踊っています。

  5. レンズ豆を煮る

    中弱火にし、ふたを少しずらしてのせ、10分おきに混ぜながら35〜45分煮ます。レンズ豆が煮汁から顔を出したら、熱湯を少し加えます。

    目安 レンズ豆を鍋の側面に押しつけると、中まで完全に柔らかくクリーミーにつぶれ、皮はほとんどくずれていません。

    コツ 古いレンズ豆は時間がかかります。時間だけに頼らず、何粒か食べて確かめてください。

  6. 塩とオリーブオイルを加える

    6 g 塩80 ml エクストラバージンオリーブオイル

    塩と残りのオリーブオイルを加えます。ふたを取り、焦げつかないようによく混ぜながら、中弱火で10分煮ます。

    目安 スープがゆるめのシチューほどにとろりとし、油がスープになじんで、表面が油っぽくではなくつややかに見えます。

    コツ 塩はレンズ豆が柔らかくなってから加えます。早く入れると皮が柔らかくなるのが遅くなります。

  7. ビネガーで仕上げる

    2 枚 ローリエ大さじ2 赤ワインビネガー適量 黒こしょう

    鍋を火から下ろし、ローリエを取り出して、ビネガーと黒こしょうを加えて混ぜます。5分休ませます。

    目安 スープからさわやかで少しツンとした香りがし、土の香りのするレンズ豆がビネガーで引き立って、酸っぱすぎないバランスのよい味になっています。

よくある失敗

レンズ豆がかたいまま。

対処法 レンズ豆が古いか、塩や酸を早く入れすぎています。塩を加える前にもっと長く煮て、ビネガーは最後にだけ加えてください。

スープが薄く水っぽい。

対処法 手順6でふたを取ってもっと長く煮るか、レンズ豆をおたま1杯分鍋の側面でつぶして混ぜ戻してください。

味がぼやけて泥くさい。

対処法 最初のゆでこぼしかビネガーを省いています。必ず先にゆでこぼし、仕上げにビネガーを好みの量加えてください。

鍋底が焦げついた。

対処法 とろみのあるレンズ豆のスープは焦げつきやすいです。10分おきに鍋底をこそげるように混ぜ、火加減は中弱火を保ってください。

盛り付け

深めの器に熱々を盛り、食卓にビネガーとオリーブオイルを添えて出します。ギリシャでは、パン、オリーブ、フェタチーズ、または塩漬けのアンチョビやいわしを添えるのが一般的です(いずれも栄養成分値には含まれていません)。

保存と温め直し

2時間以内に冷まし、ふたをして冷蔵庫に入れれば4日保存できます。冷凍なら3か月まで保存できます。おくとかなりとろみが増すので、温め直すときは少量の水を加え、中弱火で混ぜながら、中まで湯気が立つまで加熱してください。

作り置き

スープ全体を3日前まで作っておけ、翌日のほうがさらにおいしくなります。温め直したら、ビネガーを少し足してください。

アレンジ

にんじんとセロリ入り

玉ねぎと一緒に、細かい角切りにしたにんじん1本とセロリ1本を加えます。セロリはアレルゲンであることに注意してください。

ローズマリー入り

ローリエと一緒に生のローズマリー1枝を加え、最後に取り出します。ギリシャの島々でよく見られる作り方です。

生のトマトで

夏はトマトペーストの代わりに完熟トマト200gをすりおろして使い、レンズ豆を加える前ににんにくと一緒に3〜4分煮ます。

フェタチーズのせ(ベジタリアン)

食卓で器にフェタチーズ100gをほぐしてのせます。塩気が加わるので、スープの塩は4gに減らしてください。

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